「自分の人生このまま会社員生活を続けてもメリットはないかもしれない」「精神的に追い込まれて鬱になるかどうかが不安」「この先家族の介護まで考えると早くリタイアしたほうが良い気がする」
男性も女性も今の時代は働き方についていろいろ考えるようになってきた。でも今後の生活を考えると収入は絶対に欠かせない。
ではどうすればいいのでしょうか?
50代リタイアをするための方法
いつか会社を辞めたい!でもいつから?どうやって?その後の生活は?次から次に考え方を広げていくと最後には、「まいっか!」という終わり方。
多くの人は、「自分には無理だ」とその時に結論を出すのが最も多いのではないでしょうか?
私自身も全く同じようなことを考えていた時期がありました。
友達とこんな会話をしていたのを覚えています。
「将来の自分って今からどれだけ自分を追い込めるか次第で決まるよね」
「今より来年はもっときついだろうしやっぱりやるなら早いほうが良いってこの年齢になるとつくづく感じるよね」
正直ぐうたらした生活が自分にあっているとは到底思えない。毎日が忙しいと思うくらいがちょうどいい。漫画やアニメ、ゲームをやっていることで1日をのんびり過ごすことは一過性でしかない。
正直その後には自分のやっていることに価値が感じられなくなるとまた違うことに興味を示し始める。
だったらまずは自分が少しずつでも安定してお金を稼げるような環境を見つけることが大切。
やるなら徹底的に
正直、年金受給額なんて見てもその通りになると思っている人はほとんどいない。今後の情勢の変化でますます今後はもらえる額も減っていく。退職金も同じ。企業の業績悪化が続けば、退職金間近の人間も平気で早期退職にさせている傾向がある。
だったら、今スグに行動を起こし、自分の得るべき収入目安も明確化することが大切。
生活費 | 概算 |
水道代 | 1ヶ月平均 |
住宅費 | 住宅ローンなのか家賃なのか |
光熱費 | 毎月の平均 |
被服費 | クリーニング代を含めた年間予算 |
交通費 | ガソリン代や車の車検等も含めた年間維持費 |
教育費 | 子どもの習い事や学費など |
税金 | 住民税や固定資産税等 |
この他にも娯楽費などの関係もきちんと算出した上で自分の生活にはいったいいくらが必要なのかを計算しなければいけない。
計画倒れする人の特徴
ただ漠然と何となくそんな気がしているという人のほうが圧倒的に多い。楽したい、もう疲れた等と言っている延長で逃げるために何か逃げ道を探す人は決してうまくいかない。
楽をするために越えるべき壁
セミリタイアができる人は、それなりに必死に自分のやるべき課題以上の行動をする。結果が出てもまだ続ける。逃げ切れると思えるハードルが高いのです。何となく自分の欲しい金額にたどり着いたからこんなもので良いという発想がない。
むしろ、まだこのペースで落ち着くという確証がない。だから、悪くなった時にも耐えられるようにもう少し頑張っておく。
普通のサラリーマン生活をしながらでも仕事終わりに挑戦して自分の資産を作る努力をするかどうか?
この考え方が見えてこない人にはなかなか今の人生を変えるまでの収入を得るのは難しいと思います。
セミリタイア前に気付くべきこと
自分がこのままの生活をしたいのならリタイアなんて考えない。何か自分の中で引っかかっているから今の自分に危機感を持っているはず。
でも会社員を辞めるということはその後の支払いを知っておく必要もあります。
国保と社保の差
会社員で年収200万円や300万円の時には所得税や保険料はいくらくらい天引きされているのか?
この答えが厚生年金での答え。しかし、独立や企業を離れるということは国民保険料と国民年金の支払いに代わる。
5年、10年と払うことを考えたら、100万円以上の差が出ることもあります。あくまで収入が安定した時にもそのまま自分のお金になるということではありません。
きちんとその後の収入に合わせて税金を納税する必要がある生活はある意味追われているような状態になることも知っておく必要があります。
再就職へのハードルの高さ
もし仮に自分が早期退職などの決断をしたらその後に会社員生活に戻れるのか?確かに世の中は人手不足が深刻化してシニア世代の手を借りたいほどの状況になった。
しかし、セミリタイアの生活をした人は生活リズムなども全く違う形になっていることも多い。「時間は同じはずなのに、過ごし方は大きく変わった」
こんな状態になってしまうと、違った意味で退職後の再就職のハードルが上がることも考えておく必要があるのです。
余った時間の使い方
ある意味、会社員の仕事終わりの時間はある程度は自由。でももし自分の収入を自分で確保するとなると時間はこれまで以上に制限がなくなってくる。
失敗は許されないし、貯金がゼロになるような状況を作るわけにもいかない。
こんな気持ちが逆にプレッシャーになってしまって押しつぶされるケースも多いのです。
ある意味、経済的な余裕次第で精神的にもストレスがたまりやすい環境であることを知っておくことが大切。
無難な準備
リスク分散を可能な限り考えておくことが大切です。投資信託、不動産、確定拠出型年金(iDECO)、金投資等様々な分野で長期的な視点と短期的な視点を両方で考えることが重要。
月々の負担
いきなり大きな額をかける必要はありません。月々3万円以下程度の掛け金を複数で用意しておく。
その満期を60歳、65歳、70歳という3つのタイミングで考えておくとよりスムーズになります。
10年もの間で時間が許されているなら、その間に少しでも自分の成果がいつかまとまった収入源となったと言える準備を進めておきましょう。
ブログを持つことのメリット
どんな投資でも波があります。いい時もあれば悪い時もある。でもその投資ではなかなか人脈を作るというのは難しい。
もちろんセミナーや勉強会、講習会などに積極的に参加できる都市部の人は別。しかし、地方に住む人なら簡単に毎回新幹線で移動するのも手間に感じる。
そうした時、ブログを持っていることがいろいろなメリットにつながっていく。
- 成功体験から指導をする立ち位置を作る
- 情報を共有しながら人脈を作る
- 個人をブランディングすることも可能
- 情報交換ツールとしても機能する
あなたが孤独に実践することを好むのであれば問題はないと思います。しかし、少しでも社会から離れた後でも人脈やコミュニケーションを維持したいと思えば、そのための環境を用意するという意味ではブログは非常に武器になります。